いやあ、お久しぶり。広島からO君も参加。実は奥さんの実家が豊田市なんです。お盆休みで丁度いい具合に同窓会に間に合いました。「おれ、一人で帰れるかなあ。遅くなったらOY君泊めてくれよ。」てな具合でいきなり会は始まり、何食べたか忘れてしまったくらい話で盛り上がって、記念写真。ギター持ってきたけどここでは引けそうもない、とっとと次の店へ行こう。
ギターですかあ。もう、弾き方も忘れてしもうたとです。ギターもしらんうちにかみさんに捨てられてしもうたし。今はだいたい麻雀をしとります。麻雀仲間に昔はギターを弾いて歌とうとったんやど、といっても誰も信じてくれんとです。
てんでばらばら、それぞれに積もる話が山ほど。あっという間に時間。この店時間制で2時間で終わり。
JS君なに見とるん？
競馬新聞ですよ。これがなかなかあたらないんです。でも、面白いんです。
わしゃあ。一人で帰れるんかのう。電車がなくなったらどうしよう。
どこか歌える店はないのかなあ。「歌える店ですか。では、新栄までいきましょう。新栄のハニー・ポップという店です。」さすが名古屋の住人S君。
「Tさん。一曲歌ってくださいよ。」「そうだなあ。では一曲。」
次は、Kさん。昔歌っていた「卒業写真」なんてどうですか。「そうですねえ。ではTさんと二人で歌うことにしましょう。」
やっぱり、メイツですねえ。音楽がなっていると、がぜんテンションが上がります。時間があれば全員が歌えるところでしたが、今回はT氏、Kサン、Tさん、O君とJS君のデュエットでした。
本当に十何年ぶりというのに、まるで昨日まで一緒に暮らしていたように、時の流れを忘れさせてくれた時間でした。これがメイツというか、青春時代を一緒に過ごしてきた仲間だからなんだなあ、と思います。
それぞれの生活があり、それぞれ住むところも変わってしまったけれども、思い出をさかのぼれば、みんな一緒のところに行き着くんですね。今も良いけど、あの頃は何もなくても夢や希望がいっぱいあったから、それで幸せだったんだと思います。
これからも、心の中で、フォーク・メイツの一員だということを感じながら生きていきましょう。
